こんにちは。
タイルシンクを作っている作善堂工房では、タイルを貼ったり、剥がしたりの作業をしています。
ん?貼るって??剥がすって???と思われるかもしれませんが、こんなことをしています。
まず貼る作業は、デザインして並べたシンクの底面などをシート状にする為にのりで紙貼りにします。
シンクにタイルを施工してもらう際に作業がしやすいよう、シート状にするこの作業をデザインするスタッフで。
タイルには表紙貼りというタイルの表に紙を貼るシートと裏ネット貼りという網目状のネットをタイルの裏へ貼るシートがあります(メーカーさんによっては裏紙ネットとかこれに当てはまらない形状のシートもあります。)が作善堂がシンクを作るときは基本表紙貼りです。
タイルを並べて、並べて、並べて、並べて、並べて、時々嫌になってー、並べてー、何台分かの作業ができたら、のりで貼って、貼って、貼って、貼って、貼って、板に裏返す!挟んで重ししてまっすぐなるように!というような作業をバタバタと行なっています。
では、剥がす作業というのは…
シンク製作に使った後、少しずつですが紙張りの紙がついた状態のタイルが残るので、これをぬるま湯につけてバラバラのタイルに戻すのが、剥がす作業となります!
綺麗にしたタイルはもう一度シート状に加工したり、端材のプレゼントの時なんかにお分けして、無駄とならないよう一生懸命に取り組んでいます。
またタイルに新たな命を吹き込むべく、加工をして新たなタイルとして蘇らせる活動もしています。数が少ししか無いタイルや少しの傷、欠けの出てしまっているタイルを加工し、海や川に流れて角が取れて優しい手触りになったガラスや陶器たちに似た素敵なリバータイルとして販売しています。
タイルシンクを製作している作善堂ですが、シンク以外にも何やら色々考えてやっています。
タイルを手に取っていただき、喜んでもらえたらとスタッフみんなでわちゃわちゃしておりますので、あたたか〜い目で見て頂ければと思います。
それでは、また。