展示用シンク完成までのあれこれちらり

ブログ

みなさんこんにちは。

4月21日に行われるタイル感謝祭や4月25から開催される作善堂12周年イベントもありなにかと賑やかしくバタバタとしている作善堂です。(それぞれがやばいやばいと焦っております。笑)

そんな中ではありますが、開催中の名古屋モザイク様ショールームでのEnjin展示会のシンク製作の様子をチラリとご紹介していこうかと思います。

2台のライトシンク(室内使用可能シンク)を展示会用に製作をしました!

前のブログ記事でも少しご紹介をさせて頂きましたが、今回は名古屋ショールームのスタッフの方にお話を伺ってから製作をしたので、いつもの作善堂とはまた一味違った仕上がりになったのではと思います。

茶色系の並べが“ガウディ”をテーマに

カラフルな色合いの並べが“春らしい”をテーマに製作を進めました。

今回は至るところに細々手をかけたので、シンク上部の小さなタイルも色や並びを考えて工房スタッフで並べました。(通常のシンクは価格の事もあり、メーカーさんにシート化してもらったものを基本的に使用しています。)

内側部分のタイルもカラフルな方のシンクは並びを考えて考えて作りました。

シートにする為に貼る際もこういった細々したものはズレやすいのでかなりの集中力を要します。

通常の底面のタイルが比較的詰まったデザインの商品だと大きめのタワシでしっかりこすって剥離しないようにしますが、こちらは手で優しく押さえながら細かいタイルは1個1個指で確かめながら貼っていきます。

手並べした部分をシート化できたら、使用するタイルをセットし施工の職人さんへ回します。

シート化する際、最新の注意は払いましたが無念にも職人さんに呼び出しをいただき

「小さい黒丸とか粒のが取れてどこに入るかわからん…」との宣告。

並べた本人もぱっと見ではどこにどれが入るのかわからず、冷や汗をかきながら「あれがここで…それがここで………」と悪戦苦闘しながらなんとか元の位置におさめることができました!笑

目地が入る前から「これはかっこいいぞ!」と工房スタッフはなんとなくそわそわしながら完成を待っておりました。

こちらのシンクも同じく職人さんから呼び出しをいただいております。笑

「原形とシートの相性があまり良くなかったみたいで隙間が所々にあるけどどうする?」とのことで。

普段はあまり触らないのですが今回は施工途中に少しずらして隙間の間隔を調整させてもらいました。

規則的に並んだものは並べた本人が調節しないとなんとなく気持ち悪い感じが出るので、私がピンセットと指でじわじわずらしての作業です。

写真で伝わりきらないのが悔しいですが、めちゃくちゃかっこいい仕上がりとなりました!

光が当たった時の感じがまた良い雰囲気なのです。

こちらも春らしい明るく楽しげな仕上がりになって大満足の1台となりました!

内側の白い小さなタイルも実は明るさの違う2色の白を使ったことで、ラインが浮き立ち小洒落た印象を作ることができました!(狙い通り!笑)

こちらの2台は、展示が終わったら販売されるのかな?とは思うのですが、金額考えずに作って爆誕したシンクなので今からどうしようかと目を泳がせている次第です。

展示会用と言うことで、だいぶ気合と時間と手間がかかったシンクですので、是非是非お近くの方は名古屋モザイク様名古屋支店のショールームへ実物を見にお出かけいただけたら嬉しい限りです!

それでは、イベントに向けても作善堂スタッフ一同ラストスパートをかけて頑張ります!

それでは、また。

タイトルとURLをコピーしました