みなさんこんにちは。
ゴールデンウィークのお休み中の方もそうでない方も体調など崩さず、健やかに過ごしておられますでしょうか?
私は4月の終わりがけに風邪をいただいたようで、久々に1週間ほど引きずる体調不良で周りに多大な迷惑をおかけしておりました。ゴールデンウィーク明けには完全にしっかりシャッキリしている予定なので、恩をしっかり返したいと思います!
さて、今回はタイルについてお客様からたまに聞かれる疑問についてゆるーくお話ししていこうかと思います。
まずは「タイルって何でできてるの?」
焼き物なのかなぁとは思ってるんだけど、実際何でできてるの?と疑問に思ってくださっているお客様もおられ時々質問いただきます。
端的に言えば、焼き物と一緒で陶磁器となり、弊社のタイルシンクに使用しているのは主に水分を通しにくい磁器質で釉薬のかかっているタイルとなります。
マグカップなどと同じと考えていただければわかりやすいかなと思います。
次に「タイルって汚れはつきやすいの?」
こちらは気になる方も多くよくいただく質問です。
お答えとしては、ガラス質の釉薬がかかっているタイル(ツヤツヤしているタイル)に関しては、タイル自体の汚れは付きにくいです。こちらもマグカップと同じです。
タイルシンクとして汚れが気になる点としては、タイルとタイルの間の目地部分になります。こちらはどうしても汚れがつきやすく、特に土汚れは落とすのがなかなか難しいところです。その為、使い終わりには出来る限り汚れは流し切って綺麗なお水で最後は流しておくとある程度は綺麗に保つ事ができます。
それでもやっぱり目地の汚れは気になるという方には、色の濃いグレー目地をお勧めしております。
お次は「タイルって耐久性はあるの?」
ご心配に思う点でもあると思いますが、こちらはあるとも言えるし、ないとも言える微妙なところです。
例えば色の面で言えば経年変化は少ないので、耐久性はあると言えるかと思います。(これは釉薬より下に色が入っている場合で、上絵付けと言われる釉薬の上に色がのっているものは剥がれたり変色の可能性があります。)
ぶつかったり衝撃ということに関して言えば、タイルは弱いといえるかと思います。金属のコップや重量のあるものを落としたり、ぶつけたりすると割れたり欠けたりする心配があります。
ただ、お茶碗などの通常の陶磁器に比べるとタイルは焼き物の中では強度がある素材になるかと思います。タイルは乾燥した土を金属の型で圧力をかけて作るので、ギュッと詰まった状態で出来上がるので、他の焼き物に比べると丈夫であると言えると思います。
余談を一つ入れますと、タイルと言ってもガラスや石などいろいろな素材で出来たものがあります。例えばとても綺麗で高級感のあるガラスのタイルは、強度的にはあまり強くなく、割れた際に陶磁器よりも危険度が高い為、水場や使用頻度の高い空間にはお勧めしないということを以前ショールームのスタッフの方よりお聞きしました。
タイルと言っても素材や釉薬の有無・種類、厚みや焼き方によっても、使用に向いているかそうで無いかは色々なので、この辺りはとても難しいところだなぁと日々思いながらシンクを作っています。
なんだかよくわからない方向性に話をしてしまいましたが、今回はこの辺りで。
また何か役に立つような、面白いような話を思いついたらご紹介していけたらとは思っております。笑
それでは、また。