みなさんこんにちは!
ついにお隣名古屋でも40℃越えを観測し、
多治見の工房には毎日のように聞こえてくる町内放送の「38℃を超えました…」に、
“もういいよー!”となるのが日常と化しています。
今日は久しぶりのぐずついたお天気のようで、朝は少し気温が低めの27℃スタートです。
さて、タイトルの – 雨ばかりでも駄目で、晴ればかりでも駄目で。- というのは、
タイルシンクの原形のお話でございます。
タイルシンクの原形は型から外されるとお外へと出され、雨ざらしにします。
タイルシンク原形の素材であるモルタルは、雨に濡れて、乾いてを繰り返す事で固くなり丈夫になります。
また、作る時についてしまった余分な成分を抜く為にも、水に濡れる事は必須条件なのです。
その為、雨と晴れのバランスはとても大切。
梅雨の時期は、雨ばかりでいっこうに乾かない為、次の作業の為にやりくりをして、
屋根のある所へ移してきたりしてもらいます。
今年の夏のように晴れ続きのような時は、乾きはいいのですが、いっこうに湿ってくれず、
水を撒いても、数十分後にはあら!元通り!に乾いているという具合…。
天気は思い通りにいかなくともそれでも納期は迫ってきますので、気づいた時に水をかけてあげてます。
本当、スケジュールに泣きべそかきながら慌てて水かけてます。笑
写真はそんな水を被せられている子の写真で、バケツでえっさほいさとかけてます。
本当に原形に関しては、サイズにしても使用できる時期にしても、
私がすっぽり忘れてしまい、職人さんにまたも迷惑をかけつつ、助けてもらっています。
私がジタバタしながらシンク製作作業しているのをフォローしてくださる周りにいつも感謝感謝です。
そんなジタバタしながら作っているシンクですが、温かい人たちで作られている、
正真正銘メイドインジャパンの手作り品です。
ぜひ、気に入った1台を嫁に迎えていただければ嬉しいかぎりです。
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